社会人になってから学生時代の友達とは疎遠になり、気づけば友達がいなくなってしまう人も少なくりません。
でも、忙しくてストレスが溜まりやすい社会人だからこそ友達がほしいと思うことも多いですよね。
社会人になってからの友達作りは出会いもないから難しいと思われてしまいがちですが、ポイントを抑えて探すことであなたにぴったりの友達が見つかるはずです。
友達がいない人の特徴も含めて、友達作りの方法をご紹介していきます。
友達がいない人の特徴とは?
学生の頃はなんとなく友達って呼べる人はいたし、遊びにも行っていたのに、社会人になったら友達がいなくなってしまう方も少なくないでしょう。
なぜ友達がいないのか、まずは友達がいない人の特徴をご紹介します。
1.人に気を遣いすぎてしまう
人に気を遣いすぎてしまう方は、相手のことを考えすぎてしまい誘うことができなくなってしまいます。
誘われるのを待つだけでは次第に友達は減っていってしまうようです。
また友達とは愚痴や相談などプライベートの話をすることが多いですが、人に気を遣う人は自分の意思がなかったり、他人に見せない傾向があるため相手も心を許すことができなくなってしまいます。
2.自己中心的な人
社会人になると忙しくなり、休日はゆっくりしたいと思うことも多いです。
仕事終わりに飲みに誘われたり、休日に遊びに誘われても断ってしまうことも多く、次第に誘われることはなくなってしまいます。
また仕事以外の時は楽しく過ごしたい人はほとんどです。
そんな中で自分勝手な行動をされる人とは一緒に過ごしたくないと思われてしまいます。
3.人に執着する
1人でいることが苦手で、遊び以外でもラインやメールの量も多く人に執着してしまう人も避けられてしまうでしょう。
社会人になれば誰もが忙しく、第一に考えなくてはいけないのは仕事のこと。
そんな中、頻繁にラインやメールが送られてきてしまうと疲れてしまうのです。
また人に執着する人は中身がない人も多く、人に頼るばかりで自分から何かしてあげられることが少ないのです。
仕事で疲れている中で、なんのメリットもない人とは会いたいとは思えなくなってしまいます。
4.マイナス思考
マイナス思考の人は常に物事を悪く捉えてしまいます。
仕事は誰もが大変なことでしょう。
しかしそれでも「頑張ろう!」と気持ちを奮い立たせています。
そんな中で、「仕事をやめたい」「疲れた」などの言葉を言う人とは一緒にいたくないのです。
マイナスなことばかり言う人は仕事だけでなく友人に対してもマイナス思考であるでしょう。
それでは一緒にいる友達もストレスになってしまうので嫌われてしまいます。
5.考え方が幼稚で常識がない
学生の頃とは違い社会人になれば責任が出てきます。
そんな中で、まだ学生気分抜けず好き勝手な行動をしたり、常識外れな行動をしてしまう人は避けるでしょう。
自分にとって不利になる人と友達になりたいと思う人はいません。
6.自立心が強い
自立心が強い人は人に頼ることがないでしょう。
ですから自ら友達を避けている可能性があります。
なんでも自分1人でできてしまうので、友達の大切さを理解していないのかもしれません。
人との繋がりは、支え合い協力するからこそ絆が生まれます。
あまりにも自立心が強いと、周りからは「友達は必要なさそう」「あの人は1人でも大丈夫」と思われてしまうでしょう。
友達がいない人の特徴をご紹介してきましたが、どんなに性格が良くても社会人になると友達がいなくなってしまう人も少なくありません。
次は、なぜ社会人になると友達がいなくなってしまうのかをご紹介していきます。
社会人になると友達が減る理由
学生時代は常に友達といたのに社会人になってふと気づけば友達が全然いなくなっていた、なんて方も少なくありません。
たくさんいた友達が社会人になると減ってしまうのは何故なのでしょうか。
1.仕事が忙しい
毎日朝から晩まで働き、さらに休日出勤までして仕事をしていれば、休日はゆっくり過ごしたいものです。
仕事を頑張っている分、疲れがたまり友達と会う頻度は減ってしまうことでしょう。
2.休日が合わない
学生の頃は同じ休みだった友達も社会人になるとそうはいきません。
土日が休みの人もいれば平日休みの人もいるでしょうし、日勤もあれば夜勤のお仕事もあります。
そうなると会おうと思っても予定が合わずなかなか会えなくなってしまいます。
3.生活が変わる(結婚・子供)
社会人になれば結婚する人も増えてきます。
結婚すれば友達よりも家庭優先になってしまうのが当然です。
また将来の子供のことも考え、金銭面でも独身時代とは違いきっちりしなければいけません。
そうなってくると独身のように友達と遊ぶ機会も少なくなってしまうでしょう。
4.友達よりも恋人優先
結婚はしていなくても、恋人がいれば結婚前提にお付き合いしている人が増えてきます。
ですから学生時代は友達も恋人も大事はずが、どうしても恋人優先になってしまいがちです。
将来を考えているからこその行動であり仕方のないことかもしれませんが、友達は減ってしまうのが現実でしょう。
5. 職場での交流が優先
同じ職場で働く以上、誘われれば断ることもできないですし、何よりも同じ職場であるからこそ上司の意見を参考にしたいものです。
ですから、楽しい友達と過ごす時間よりも同じ職場の人たちとの交流の方が大事になってきます。
仕事以外でも職場との付き合いに追われてしまうと、友達と会う機会はないでしょう。
学生時代の友人も社会人になれば環境も変わり、次第に会う頻度も減ってきてしまいます。
自分にとっても忙しい毎日の中で、無理に予定を合わせるのはとても大変ですよね。
しかし、友達がいないのも寂しく思うものです。
今までの友達とも疎遠になってしまう社会人に友達作りはできるのでしょうか。
社会人になってからの友達作りは難しい?
社会人になってからは自由な時間が少なくなってきます。
そんな中で友達作りは難しいのでしょうか?
友達を作る時に考えなければいけないのはストレスにならないことです。
普通でも仕事で毎日忙しいのですから、友達を作ってさらに忙しくしては何の意味もありません。
あなたに合った友達を作ることが重要です。
ここでは、社会人の友達作りでのポイントをご紹介します。
1.勤務時間や休日が同じ
学生時代の友達と疎遠になってしまうのは予定が合わないことが原因でもあります。
ですから社会人で友達を作るときは似たような勤務時間だったり、休日が同じ人を探すのがオススメです。
【勤務時間や休日が同じ人の探し方】
1)習い事を始めてみる
自分のスキルアップのために、習い事を始めてみるのも良いでしょう。
そこで出会った人であれば同じ休日であることも多いはずです。
2)行きつけの店を作る
仕事が終わったらまっすぐ帰宅するのではなく、お気に入りのお店を探してみるのも良いでしょう。
常連になり、お店のスタッフと仲良くなれるだけでも楽しいはずです。
またお酒が入ることで気軽に話すことができるので、他の常連客と打ち解けることも多くあります。
なかなか自分から知らない人に話しかけることができないようでしたら、お店のスタッフやマスターに手伝ってもらうのも良いでしょう。
2.交流の場を広げてみる
職場と自宅の往復だけでは、なかなか友達を作る機会はありません。
ですから自分の交流の場を広げてみると良いでしょう。
いろんな人に出会うことで、自分自身のスキルアップにも繋がりますので友達作りだけでなくたくさんのメリットがあります。
【交流の場の広げ方】
1)SNSを活用する
今ではほとんどの人がSNSを利用しています。
自分と同じような生活をしている人と繋がり交流を深めて、気があうと思ったら合ってみると良いでしょう。
多くの人が利用するSNSでは同じ趣味の人を見つけるのも難しくなく1人で会うのに不安な方はオフ会に参加してみるのもオススメです。
2)社会人サークルに参加
社会人サークルは、出会いの少ない社会人に交流の場を設けています。
ですから参加している人は同じように友達や仲間を作りたい人たちです。
色んな業種の人たちがいるため、社会人としての経験にもなるので自分のスキルアップのために参加してみるのも良いでしょう。
3.でもやっぱり学生時代の友達も大事
なかなか会うことができなくても学生時代の友人は気心しれた大切な友達です。
疎遠になったままにするのではなく、大型連休など自分に余裕がある時に連絡してみるのもオススメです。
また同窓会やサークル仲間の集まりがあったときは、ぜひ参加してみると良いでしょう。
会う頻度は少なくても分かり合えている分、すぐに学生時代の楽しい気分に戻れるはずです。
社会人になってから友達を作るのは行動できるかできないかの違いであり、難しいことではありません。
しかし社会人になると職場が変わったり、転勤になることもありずっと同じ環境ではありません。
親し友達を作ることも大事ですが、1人の時間も楽しむことができれば良いですよね。
次は1人の時間の大切さや休日の過ごし方をご紹介します。
1人の時間も大切。休日の過ごし方
社会人になれば責任感もあり、決断力も必要になってくるでしょう。
普段から友達に頼ってしまったりすると、自分で何かをすることができなくなってしまったりと自分の成長を妨げてしまうこともあります。
生きていくためには友達に依存するのではなく、自立することも大事です。
自分を成長させる休日の過ごし方
1)ジムに通ってみる
運動することはストレス発散にもなります。
自分で目標を作ってみるのも良いですし、何も考えずにジョギングしてみるのもオススメです。
体だけでなく精神的にも強くなれるでしょう。
2)映画やドラマをひたすら見る
自分の好きな映画やドラマ、お笑いなどを見ることで気持ちがスッキリすることがあります。
自分1人でいると気分が上がらないことも多いですが、映画などを見ることで気分が変わり自分自身で気持ちを切り替えることができるでしょう。
3)とことん寝る
もったいないなぁと思うかもしれませんが、休日にしっかり休むことで、また仕事を頑張ることができます。
休日に無理をして仕事に支障をきたすのではなく、オンオフをしっかり分けることで自分の能力を最大限に生かすことができるでしょう。
4)ネットサーフィン
ネットサーフィンすることで、思わぬ情報や知識を得ることもでいるでしょう。
世界中と簡単につながることのできるネット。
狭い世界で生きるのではなく、手軽に広い世界情報を得ていきましょう。
1人の時間を大切にすることができれば自分も成長でき、自然と友達もできるでしょう。
最後に友達がいることのメリットをご紹介します。
友達がいることのメリット
友達が欲しいと思う前に、自分にとって友達が必要なのか必要ではないのかを考えていきましょう。
社会人の中で第一優先になるのは仕事です。
今のあなたの仕事状況によっては友達が必要でないこともあるはずです。
ですから友達がいないからと焦る必要はないですし、悩むことでストレスになることもよくありません。
友達がいることのメリットとは?
・楽しい
・ストレスが解消できる
・成長できる
・暇な時間に誘える
友達がいることのメリットをあげてみましたが、逆を言えば、このメリットが必要でない方は今は友達を必要としていないのかもしれません。
友達を作ることだけに縛られるのではなく、どんな自分でありたいのか、どんな過ごし方をしたいのかを考えていくと、今後の行動の仕方が見えてくるのではないかと思います。
まとめ
社会人になって友達がいないと悩む方も多いです。
しかし学生とは違い仕事では責任も出てきますし、大人になるにつれて結婚や子供など守らなくてはいけないことも増えてきます。
ですから学生時代と比べて友達が減ってしまうことは仕方がないことなのかもしれませんね。
社会人になってから友達を作るのは難しいと思われてしまいがちですが、少し行動パターンを変えるだけでハードルは低くなってきますよ。
