相手の気持ちが知りたい、自分の癖にはどんな意味があるのか。
気になる人は多いと思います。
人は全てをさらけ出して生活しているわけではありませんが、行動や仕草で本当の思いや気持ちが見えてきてしまうのです。
相手のことを知りたい時は、まずは体の動きや態度に注意して観察してみましょう。
今回は、そんな行動や仕草、癖から分かる深層心理をご紹介していきます。
あなたの癖、あの人の仕草にはこんな意味が込められているのかもしれません。
隠せない深層心理
これから行動や仕草、癖からわかる心理をご紹介していきますが、まずは簡単に心理のお話をしておきたいと思います。
その理由は、例えばあなたの癖の心理をみても、「私はこんな風に思っていない」「そんなことない」と思うことがあると思います。
しかし、深層心理とは本人でさえ気づくことができない奥底に隠された気持ちや思いなのです。
ですから、ここで気づいた心理に目を背けたり、違うと簡単に判断するのではなく、もう一度自分自身や相手に寄り添ってみてください。
心理は人生をよくする
人気のある心理テストなど、みんなでワイワイ楽しむのも良いでしょう。
しかし、せっかく見えてきた心理をそのままにするのではもったいないのです。
「なんとなく気持ちが落ちている」
「人間関係がうまくいかない」
そんな時は、あなたの本当の思いに気づいていなかったり、相手の本当の気持ちに気づけていないだけなのかもしれません。
ですから、見えてきた深層心理を、これからの生活に生かしていくことができれば、より良い人生を送ることができます。
では、行動や仕草、癖からわかる心理を見ていきましょう!
行動・仕草・癖から分かる心理
1.顎に手を当てる
〈心理〉強がり・上から目線・考えている・悩んでいる・自信
顎に手を当てる仕草は、上記のような心理が含まれています。
考える時や悩んでいるとき、顎に手を当てる人も少なくありません。
ですから、あなたと話しているときに、相手が顎に手を当てる仕草をした時は、あなたのことについて考えている、悩んでいるのです。
あなたが悩みを相談しているときに相手が顎に手を当てたならば、きっと一歩先を見て的確なアドバイスをしようと考えているのでしょう。
また、異性によってはあなたにどうやって好意を伝えようかと考えていることもあります。
しかし、この場合、相手はあなたのことを簡単に落とせる人であると思っていることも多いです。
真剣に悩むというよりも、ゲームのようにあなたを攻略しようとしている可能性も高いので注意しましょう。
2.足を組む
〈心理〉退屈・拒絶・興味・好奇心
足を組む行動には対照的な心理が含まれています。
まず、あなたと話しているときに相手があなたと反対の向きで足を組んだのであれば、「退屈」拒絶」。
話しているときに、反対の向きで足を組んだのであれば、「あなたの話は聞きたくない」「他のことをしたい」と思っていることが多いです。
このときにあなたが真剣な話をしても相手には届きません。
ですから、反対向きで足を組んだのでしたら一旦話をやめることです。
しかし、あなた自身を拒絶しているのではありません。
他にやりたいことがある、一人になりたい、話を聞く気分ではない、そんな状況なのです。
相手の気持ちを理解しないまま行動してしまうと、あなたと話すことすら嫌になってしまう可能性もありますから、しっかりと見極めることも大切です。
そして逆にあなたの方に向かって足を組んだのでしたら、「興味・好奇心」です。
特に身を乗り出すような行動もしているのでしたら、あなたの話をもっと聞きたい、あなたとの距離をもっと近づけたいと思っています。
相手も気分が乗っていますから、次につなげたい相手なら食事に誘ってみるのもおすすめです。
3.腕を組む
〈心理〉拒絶・男らしさ・本音を隠す・対抗意識
腕を組む行動は、上記のような心理が含まれています。
男性であれば、男らしさを強調したり、対抗意識を燃やしていることもあります。
男性が女性と一緒にいるときは、頼り甲斐がある強い男であるとアピールしていることも多いでしょう。
また、まだ相手への信頼度が小さく、本音をさらけ出せないときに腕を組むこともあります。
常に腕を組んでいる友人が、あるとき腕を組むのをやめたのであれば、あなたのことを心から信頼している証拠です。
また、コミュニケーションの苦手な人が取る行動でもあるので、少しずつ関係を深めていくと良い相手でもあります。
4.髪を触る
〈心理〉不安・イライラ・好意・自分を良く見せたい・緊張
髪を触る仕草は上記のような心理が含まれています。
異性と話しているときに自分や相手が髪を触る仕草をしたのでしたら、好意を寄せているのでしょう。
そのため自分を良く見せたいとアピールしています。
それと同時に緊張している可能性も高いでしょう。
ここで注意したいのが、あなた自身に髪を触る癖がある人。
ナルシストタイプも髪を触る癖を持つ人がいますが、不安やイライラを抱えている人も髪を触る傾向にあります。
人に認められたい、よく見て欲しいと思うがあまり、自分を偽っていませんか?
自分の姿を偽ることは、考える以上にストレスがかかっています。
髪を触る癖のある人は、相手に認めてもらうことを考える前に、自分自身を認めてあげる必要があります。
そのままの自分で良いと認めてあげることができれば、自然と自信が持てるようになり、相手の言動に一喜一憂することもなくなります。
虚栄心から嘘をついてしまうことで、信頼性も失ってしまうので気をつけたいところです。
5.口元に手を当てる(口元を隠す)
〈心理〉本音を隠す・ストレス・退屈・不安・考え事
口元に手を当てる仕草は上記のような心理が含まれています。
一人でいるときに口元に手を当てる仕草をするときは、不安を抱える考え事をしていることが多いです。
誰かと一緒にいないと不安なタイプも口元を隠すことがあり、自立心が不足している可能性も高いでしょう。
また、誰かと話しているときに、口元に手を当てる仕草は、本音を隠したり退屈していることもあります。
女性の場合、上記以外に上品さをアピールしていることもあるでしょう。
ただ、口元は歯並びや口臭などコンプレックスを抱えやすい箇所でもありますから、心理が全て当てはまるとは言えません。
6.首を触る
〈心理〉困惑・落胆・飽き・照れ隠し・疲れている
首を触る行動には、上記のような心理が含まれています。
相手が首を触る行動をしているときは、あなたに困惑していたり、落胆している可能性が高いです。
あなたの行動を見直してみると良いでしょう。
また異性と話しているときに、相手が首を触る仕草をしているときは、照れを隠しているときもあります。
奥手の男性であったり、あなたに好意を寄せている可能性もあるでしょう。
また頻繁に首を触る可能性がある人は、心身ともに疲れているのかもしれません。
解決策が見えない悩みを抱えていたり、大きな目標を掲げていることもあります。
あなた自身が首を触る癖があるのでしたら、気持ちをリフレッシュさせてあげることがおすすめです。
また、恋人や家族が首を触る行動をよくしているのであれば、気持ちの面でサポートしてあげると良いでしょう。
7.唇を触る
〈心理〉不安・緊張・アピール・欲求
口唇期(こうしんき)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
赤ちゃんがお母さんのおっぱいを吸い欲求を満たす時期を口唇期と言います。
ですから口は、生まれて初めて快楽を覚える場所でもあるのです。
その唇を触る仕草は、不安や緊張を抱えており、落ち着かせようとしています。
あなた自身が、唇を触る癖があるのでしたら、少しでもストレスをなくすと良いでしょう。
しかし、生きている中で全てのストレスは避けれませんよね。
唇を触ることで精神が安定するのであれば、気にすることはないでしょう。
また、相手が唇を触る行動をしたときは、あなたに何かを求めている可能性が高いと言えます。
特に快楽を求めていることが多いでしょう。
あなたも同じ思いであるのであれば、積極的にアプローチしてあげると、気持ちに応えてもらえたと相手も嬉しく思うはずです。
8.爪を噛む(爪をいじる)