怒りっぽいのは病気のせい?/治療すべき怒りの異常行動3パターン

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怒りっぽい性格は人に嫌われてしまうことが多いですよね。

でも治したいと思ってもなかなか治すことができないこともあります。

またその怒りは病気のせいである場合もあり、そうなると自分だけで解決するのには難しくなってきます。

治療が必要となる異常行動をまとめましたので、自分や周りの人にこれらの症状が見られた時は、積極的にサポート機関へ助けを求めましょう。

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怒りっぽいのは病気のせい?

怒りっぽい性格の人もいれば、最近怒りっぽくなったと感じる人もいるでしょう。

そもそも怒りたい人はおらず、できることならばイライラせずに過ごしたいですよね。

しかし怒りの中には自分ではどうすることもできないものがあるのです。

あなたの怒りは何が原因で、治療しなければいけないものなのか判断していくために怒りについて知りましょう。

怒りは幼少時代に確立される

何齢を重ねるごとに怒りっぽくなると言われることがありますが、怒りの感情は早い段階であらわれており、赤ちゃんの頃から始まっているのです。

赤ちゃんは話すことができませんが、お腹が空いたり、オムツが濡れていて不快感を感じた時に泣いて訴えますよね。

この感情は『怒り』なのです。

ですから怒りは人間の本能ではなく、成長段階で学習されていくものなのです。

そして赤ちゃんの頃から不快、怒りの感情を表現し、5歳頃には怒りの他に喜び悲しみといった人間の感情が出来上がると言われています。

 

本能ではなく、学習によって形成される感情ですから、それぞれパターンも違い個性なのです。

『三つ子の魂百まで』という言葉がありますが、これは幼い頃に出来上がった性質は一生変わらないことを意味しています。

ですから、5歳ごろまでに出来上がる感情も同じことが言えるのです。

どのような時に怒りの感情が出るのか、どのように怒りを表現するのか、その個性が幼少期に決まってくることになります。

それは育ってきた環境やしつけのあり方が大きく影響してきています。

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治療すべき怒りの異常行動3パターン

怒りっぽい性格を変えたいと思ってもなかなか変えることができないのは、怒りの感情が完成してしまっているからなのです。

しかし自分がどのような時に怒りの感情が湧くのかを判断することができれば、未然に防ぐ対処をしていくことができるということになります。

その中で注意して欲しいのが、怒りの中にも対処できないものがあるということ。

それは満足できない状態からの不快な緊張や不満、いわゆる欲求不満からくるものです。

この過度な欲求不満に耐える力がなく、怒りと変わってしまう人は自分ではどうすることもできない状態と言えるでしょう。

怒りを通り越した『キレる』感情とも言えるこの感情には大きく分けて3つの行動パターンがあります。

攻撃行動

  • 相手に対して暴力を振るう
  • 罵声を浴びる
  • ターゲットを自分より弱いものにする
  • 自傷行為

攻撃行動は、怒りから相手や自分に向かって攻撃する行動です。

些細なことに興奮し暴力的になったり、少しの時間も待つことができないこともあります。

退行現象

  • 泣きわめく
  • わがままになる
  • 今までできていたことができなくなる

退行行動の退行とは初期に戻る状態を意味しています。

自分より小さな子供と争ってしまったり、ちょっとしたことでも自分で判断することができなくなってしまいます。

固執行動

  • 無意味なことを繰り返す
  • なんども同じ本やDVDを見る
  • 部屋に閉じこもる

些細なことにこだわり、ひとつのことを始めると止められるまで続けること。

場合によっては、止められたとしてもやり続けてしまうこともあります。

この3つのパターンは人によってはただのわがままであり、自分勝手な行動であると判断してしまいがちですが、このような行動は注意していく必要があるのです。

ひとりで考え込んでしまうと症状がさらに悪化してしまうこともありますので、不安をなくすためにも一度周りに助けを求めてみると良いでしょう。

 

では異常行動まではいかないけれど、この怒りっぽい性格を直したい!と思っているあなたに怒りの種類をご説明していきます。

怒りの種類を知ることで原因を突き止め、対処していきましょう。

 

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怒りのパターンと対処法

怒りには3つのパターンがあります。

  1. 因果関係がはっきりした怒り
  2. はっきりとした理由のない気分による怒り
  3. さまざまな事柄や感情が合わさった怒り

では順番に見ていきましょう。

1)因果関係がはっきりした怒り

これは通常の怒りと言えるでしょう。

理由が明確で相手の言動によって傷ついたり、不利な状況になったことで生まれる怒りです。

ですから、これは怒って当たり前ということです。

感情的になりすぎることはよくありませんが、怒ること全てがいけないことではありません。

相手の間違った言動によって怒りの感情が生まれたことをはっきり伝えるためにも怒る必要があるでしょう。

因果関係がはっきりした怒りを抑えるためには、相手に誠意をもって謝ってもらうことが必要です。

ですからまずは落ち着いてあなたの感情を伝えていきましょう。

はっきりとした理由のない気分による怒り

気持ちが不安定な人が抱きやすい怒りの感情です。

イライラしたり落ち込んだりしてしまった時に怒りとなって表れます。

ですからまずは気持ちを安定させることが必要です。

人間関係や何か思い当たるものがあるときは、無理に向き合おうとせず一旦離れてみましょう。

そして自分の好きなことや趣味を探すのもオススメです。

本を読んだり音楽を聴き気持ちを安定させることができるとストレスも軽減し、怒りとなることはなくなるはずです。

さまざまな事柄や感情が合わさった怒り

この怒りを抱えてしまう人は、自分の意見を言えなかったり、自信が持てない人が多いです。

「まあいいか」と思ったつもりでいても、本心はそうでないことが多いでしょう。

まずは自分の意見をはっきりいうことが大切です。

我慢することは大きなストレスとなります。

1人で抱え込んでいると、ストレスはどんどん膨らみ大きな怒りとなってしまうことがあります。

ですからどんな些細なことも見て見ぬ振りするのではなく、自分と向き合いましょう。

また他人任せにするのではなく、自立心も必要です。

不平不満を相手に向けてもなかなか解決することはできませんから、自分の中で解決していく力も大事になってきます。

最後に怒りと体型の深い関係?!

そんな不思議なお話をしていきたいと思います。

 

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体型と怒りの関係

心理学者のエルンスト・クレッチマーさんが提唱した体格類型論があります。

これによると怒りのタイプは3種類の人間像で分類されるそうです。

そして、精神病の中でも体型によってなりやすいものがあります。

やせ型の人

〈怒りの特徴〉

・態度が高圧的

・怒ると無口になる

・誠意がないとなかなか許さない

・一度怒りを持った相手とは付き合わなくなる

〈精神病の中でなりやすい病気〉

分裂病

筋肉質な人

〈怒りの特徴〉

・ちょっとしたことで怒りが爆発する

・しつこくて、ねちっこい

・根に持つ

・怒り始めると長い

・もう一度信頼関係を築くには時間がかかる

〈精神病の中でなりやすい病気〉

てんかん病

肥満型の人

〈怒りの特徴〉

・怒っているのに怖くない

・次の日には普通通りになる

・謝ってもらえればそれでいい

・自分のことよりも仲介に入った方が怒りが大きい

〈精神病の中でなりやすい病気〉

そう鬱病

 

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まとめ

いかかでしたか?

怒りの感情は見過ごしていると、大きな事件やトラブルとなってしまうこともあります。

自分自身で解決できないときは、ぜひ早い段階でサポートしてもらうようにしてみてくださいね。

怒りの感情はストレスや不安からくるものが多いです。

周りに怒っている人がいたのなら、避けて通るのではなく手を差し伸べてあげることも必要です。

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