人間関係を円滑にするには、コミュニケーション力を上げることが大事!
好かれたいと思って行動しているのに人に嫌われてしまう・・。
それは『話し方』に問題があるのかもしれません。
また『話題が少ない=話が下手』
これも大きな間違いです!
ここでは嫌われる話し方や話が下手な人の共通点を解説しながらコミュニケーション力をつける方法をご紹介していきます。
話のネタが豊富な人が話し上手というのは大きな間違い!
話下手だと思っている人の多くは「話題がないから」と感じている人も多いと思います。
確かに、話題豊富な人は話し上手イメージがありますよね。
話題があれば沈黙になることはありませんし、話を聞く人もいるのですから周囲に人が集まる=人気者と見えるのでしょう。
しかし、話を聞く側の本当の気持ちは話題が豊富だからと言って「楽しい」とは限りません。
ただ単に暇つぶし感覚で聞いている人もいるでしょうし、イヤイヤ聞いている場合もあるでしょう。
たくさんの話題を持っていても「話し上手」にはならないのです。
ですから、好きな人に好かれるために話題を考えておかなくちゃ!なんて考えもNGですよ。
では、どうすれば嫌われない話し方ができるのでしょうか?
それはまず「話が下手な人に共通する4つの特徴」を理解することです。
「え、そんなこと?」と思うようなことが「話がつまらない」「楽しくない」につながってしまうことに気づくことができるでしょう。
嫌わられる話下手を直したいと考える人にとって、話題を考えるよりも話し方を改善する方が近道であり効果的なのです。
それでは、コミュ力で最も重要な話し方の解説をしていきたいと思います!
嫌われる話し方/話が下手な人の共通点
人は話していて「楽しくない」「つまらない」「不快」と感じると、この人とは話したくないと思うようになります。
しかし、まだこの段階ではあなたのことを嫌いなわけではありません。
ただ単に会話を楽しめる人ではないと判断されているだけです。
でもここで油断してはいけません。
人間関係で最も重要なのは会話です。
友達や恋人候補でも、「一緒に楽しい人」を選択します。
この「一緒にいて楽しい人」と思われる要素の大部分が「会話」から生まれてくるものでしょう。
ですから、「この人と話していてもつまらない」と思われてしまうということは、嫌われないとしても友達や恋人候補からは外されてしまいます。
【嫌われる話し方・話が下手な人の4つの共通点】
⑴間を空けない
⑵声のトーンが単調
⑶情報力が多過ぎる
⑷問いかけがない
詳しく解説します!
間を空けない
『間』を意識しない人は話下手です。
話の間とは活字に置き換えると「、や。」のこと。
例をあげてみると・・
「昨日は友達のA子とB子でディズニーランドに行ってきたんだけど途中で雨が降ってきてビショビショになっちゃったよでも雨の日にしか買えないディズニーの傘が買えたんだ」
いかがでしょう?
とても読みにくくて、読む気が失せてしまいませんか?
それだけ「、や。」は重要な役割を果たしているんです。
それと同じで、会話の中でも「、や。」は重要です。
ノンストップで話し続けられると、相手は不快に感じ聞く耳を持たなくなってしまいます。
また、「間」を空けないと棒読みのように感じ内容が頭に入ってこないのです。
そんな相手と話していても楽しくないですよね。
結果、この人と話していてもつまらない=嫌われてしまうのです。
嫌われる話し方の1つは、この間を空けない話し方になります。
あなたが上記に述べたような話し方をしているようであれば、話下手で嫌われてしまう可能性大です!
でも気をつける方法も簡単で、「間」を作れば良いのです。
「間」と言われても・・と思う方は「、や。」を意識して話してみてください。
自然と「間」が生まれてきます。
それでも難しいと思う人は、話し方をゆっくりにしてみましょう。
話し方をゆっくりにするだけで、途中に呼吸しなくてはなりませんよね。
その呼吸(息つぎ)が自然な「間」になりますよ。
楽しいことや面白い話をするときは特に早口になりノンストップ会話になってしまうことも多いです。
せっかく楽しい話題を持っているときこそ、「間」を大切にして話し上手になってみましょう!
声のトーンが単調
声のトーンが単調な人も話下手で嫌われてしまう原因になります。
皆さんはお経を聞いて眠くなってしまうことはありませんか?
トーンが単調の良い例がお経です。
ずーっと一定のトーンで話されると、人は眠くなってしまったり話が入ってこなくなるのです。
話が入ってこなくなると、たとえ話の中にオチがあったとしても誰も気づかないでしょう。
「誰が」「何をした」「どうだった」
自分が伝えたいことを強調させることで話に抑揚が出て聞いている人を楽しませることができます。
声のトーンを単調にするのではなく、抑揚をつけることを意識してみると話下手と思われることもなく、聞いている人を楽しませることができるでしょう。
情報量が多すぎる
情報量が多すぎる人も話が下手で嫌われてしまうでしょう。。
情報量??
これだけでは分かりにくいですよね。
詳しく解説していきます。
例えばあなたは週末に友達といったランチの話をしようとしているとしましょう。
【あなたが伝えたいこと】
・週末にA子とランチに行った
・インスタ映えするカフェ
・1時間も待った
・可愛いパンケーキを食べた
・味はあんまり美味しくなかった
伝えたいことが「情報」です。
しかしこの情報量が多すぎるという意味ではありません。
会話の中には情報量が多い方が話していて楽しいです。
ただ、この情報を1つの文章に入れすぎてしまうことがNGになります。
話す側(あなた)は頭の中で整理した情報を話すので理解できるかもしれませんが、聞く側(相手)はあなたの話(情報)を初めて得るのです。
ですから、1つの文章にあれもこれもと情報を詰め込みすぎてしまうと、相手は理解することができず、「結局何が言いたいのか分からない」になってしまうでしょう。
〈悪い例〉
「週末にA子とインスタ映えするカフェに行って、可愛いパンケーキ食べたらさ、味はあんまり美味しくなくて1時間も待ったのにガッカリだったよ。」
〈改善〉
「週末にA子とインスタ映えするカフェに行ってきたんだ!」
「1時間も待ったけどパンケーキは噂通り可愛かったよ~。」
「でも味はあんまり美味しくなかったかも。」
あなたが聞く側だったとしたら、悪い例の話を聞いてなんと答えますか?
多くの方は悩んでしまうと思います。
それは情報量が多すぎて、どれに回答して良いのか分からなくなってしまうからです。
今回の例は比較的短い文章であるにも関わらず、相手が答えにくい話し方になってしまっているのです。
あなたが悪い例のような話し方をしてしまっているのであれば、まずは、だらだらと文章をつなげて話すのではなく1つの文の情報量を減らして短くすることを心がけてみてください。
問いかけがない
話の中で問いかけがない人も話下手で嫌われる話し方と言えるでしょう。
問いかけがない会話は、独りよがりの話し方になってしまい自分だけが気持ちいいのです。
楽しい会話は言葉のキャッチボールが大切です。
そのためには、話す側が一方的に話をするのではなく、問いかけが必要になってきます。
相手に相槌や返答を求めることで、自然と会話のキャッチボールができ会話を楽しむことができます。
また問いかけのない話し方をする人は、相手の気持ちや状況を考えていない人が多いです。
そのため、相手がつまらなそうにしていたり、会話をやめたいと思っていても気づくことができず、結果嫌われてしまうことになるでしょう。
相手がどんな風に自分の話を聞いてくれているかをしっかりと確認しながら会話することが重要なのです。
そのために『問いかけ』を入れた話し方ができると話し上手になることができます。
独りよがりの話し方は、嫌われる話し方となりますので注意していきましょう。
嫌われてしまう話し方・話べたの多くは聞き下手でもある!
話し方が下手な人の多くは、聞き下手であることも多いです。
話し上手な人は、ただ単に上手に話すことだけではありません。
相手との距離感をうまく保ちながら会話を楽しむことができる人が話し上手なのです。
ですから、聞き下手の人も会話のキャッチボールができないので嫌われてしまうことでしょう。
話し上手になるためにも聞き下手の特徴も知っておく必要があります。
聞き下手と言える最大の特徴は『相手の話を遮ること』です。
詳しく解説します。
相手の話を遮る行動はNG!
相手の話を遮る行動はNGです!
あなたが話していて、本当に伝えたいことを言う前に相手が話に割り込んできたらどんな気持ちになりますか?
自分の話を遮られて気分の良い人はいないはずです。
話を聞いていて言いたいことが出てきたとしても、まずは相手の話を最後まで聞くことが大切です。
これはビジネスにおいても言えることです。
会話を遮る人の多くは、素早く行動に移せる長所があります。
そのため、仕事ではやり手の人が多いのも確かなのですが、一歩間違えると信頼を失ってしまう可能性が高いのです。
理解したつもりになってはいけません。
最後まで聞いてこそ、相手の話を理解したことになるのですから、まずはしっかりと聞くことを意識しましょう。
嫌われる話し方/話が下手な人の4つの共通点〜まとめ〜
嫌われる人の話し方、話が下手な人の共通点を解説してきました。
気づかないうちに今回話したような会話をしてきた人も多いのではないでしょうか?
どれも意識することで簡単に直せるものですが、話しているときに全部を意識するのは難しいかもしれません。
そんな時はたった1つのことを心掛けてみてください。
『会話はキャッチボール』
これだけです。
嫌われる話し方=つまらない・楽しくない
キャッチーボールさえできれば、相手の気持ちや状況を把握することができます。
その結果、自分がつまらない話し方をしていないか考えることができるでしょう。
自分だけが楽しむのではなく、相手と楽しむことで嫌われる話し方は改善されていきますよ!

